文責:政策提言部 武田輝幸
9月26日にニューヨークの国連本部にて開催された「核兵器の全面的廃絶の国際の日」国連総会ハイレベル会合にJYPS事務局員の武田が対面で参加しました。
2013年に国連総会で核軍縮に関するハイレベル会合が始めて開催されて以来、国連総会の期間中である9月26日を「核兵器の全面的廃絶の国際の日」とし、各国の閣僚級と市民社会を交えたハイレベル会合を開催しています。今回、JYPSは市民社会の枠で参加しました。
ハイレベル会合に向けアントニオ・グテーレス国連事務総長からメッセージがあり、激化する地政学的分断と不信の拡大への懸念や核兵器の廃絶の必要性の再確認、9月22日~23日に開催された未来サミットの成果文章である「未来のための協定」において核軍縮に関する内容が含まれたことを言及しました。
また、各国のスピーチではNPTのレビュープロセスへの懸念や核保有国が不在であることへの非難、future generation(将来世代)の平和について多く言及されていました。核兵器に関する議題は、ユースが関わるのが難しい分野ではありますが、今後もユースの核兵器に関する話題への関与について模索していきたいと思います。
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